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対談
【対談】医学博士・野口栄太郎氏に聞く:血液と全身療法の本質とは
聞き手:本日は、医学博士である野口栄太郎先生をお招きし、「血液と全身療法」について深掘りしていきます。先生、本日はよろしくお願いいたします。
血液から見る「身体の真実」
聞き手:まず、血液を診ることの重要性について教えてください。
野口博士:血液は全身を巡る情報の宝庫です。栄養状態、免疫、ホルモンバランス、炎症の有無など、全身の状態が血液に反映されます。ですから、血液を正しく分析することは、“今の体”を把握する一つの鍵となります。
聞き手:健康診断の血液検査とは違うのですか?
野口博士:一般的な血液検査は“異常の有無”を診るためのものですが、私たちが行う血液分析は“どのように体が機能しているか”にフォーカスしています。未病(病気になる手前)の段階を見つけることも可能です。
全身療法とは何か?
聞き手:続いて「全身療法」という言葉ですが、具体的にはどういうものなのでしょうか。
野口博士:全身療法は、“一つの症状にだけ注目せず、身体全体のバランスを整える”アプローチです。例えば、頭痛があったとしても、それが内臓の疲れや自律神経の乱れ、あるいは血流障害から来ている可能性があります。ですから、部分的な対処ではなく、根本原因を探っていきます。
聞き手:まさに“木を見て森を見ず”にならない治療法ですね。
野口博士:その通りです。血液の状態を見ながら、運動療法や生活指導などを組み合わせていきます。身体が本来持っている“自然治癒力”を最大限に引き出すのが目的です。この治療器は本来のバランスを保つサポート役として、予防医学の観点からも注目すべきツールと考えます。
聞き手:本日は貴重なお話をありがとうございました。
野口博士:こちらこそ、ありがとうございました。
医学博士 野口栄太郎
· 2020年 - 現在
筑波技術大学 名誉教授
· 2005年4月 - 2020年
筑波技術大学保健科学部保健学科 教授
· 1995年 -
2005年
筑波技術短期大学鍼灸学科 助教授
· 1989年 -
1995年
関西鍼灸短期大学 講師・助教授
· 1983年 - 1989年
(財)東洋医学技術教育振興財団 研究員